肩の痛みとおさらば!四十肩・五十肩と上手に付き合うために

2025年04月9日

「毎朝、髪を結うたびに肩の痛みで一日が台無し…」そんな悩みを抱えていませんか?実は、これらの症状は「肩関節周囲炎」、通称、四十肩・五十肩のサインかもしれません。私自身も四十代に差し掛かる頃、肩の違和感に苦しんだ経験から、そのつらさと向き合う重要性を知りました。

◆【肩関節周囲炎とは?】
一般的に、四十代以降に発症するこの症状は、女性に多く見られ、肩の痛みや可動域の制限を伴います。たとえば、髪を結ったり帯を締めたりする何気ない日常動作ですら、痛みが急に走ることも。安静中にも感じるズキズキとした痛みや夜間の不快感は、生活の質を大きく下げる原因になっています。

◆【症状の進行と段階】

  1. 急性期:肩周辺に強い炎症が起こり、広範囲に痛みが広がります。夜中に腕の置き所が見つからず、安静にも関わらず痛みが続くことが特徴です。
  2. 慢性期:急性期を過ぎると、痛みは軽減する一方、動かすと可動域の制限が目立ちます。普段の動作で痛みを避けるよう無意識に工夫してしまうかもしれません。
  3. 回復期:痛みは緩和されても、依然として健側との可動域の差を感じる状態。リハビリや施術、適切な運動療法で徐々に肩の可動域を回復させることが肝心です。

◆【対策と治療のポイント】
病院や整形外科では、痛み止めやシップ、注射などによる一時的な痛みの緩和策も行われますが、長期的には傷んだ組織の修復とリハビリや施術が必要です。実際、私の知人も治療に1年以上を要したケースがあり、症状の進行に合わせた丁寧な対応が大切だと実感しました。

肩こりや四十肩、五十肩に心当たりがある方は、早期の相談と適切なケアで、日常生活への支障を最小限に抑える工夫を始めてみませんか?

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